Nov 11, 2009
卒業旅行に行って、学生生活最後の思い出を作ろう
学生生活の仕上げの思い出に卒業旅行を計画している学生はたくさんいるのではないかと思います。卒業旅行をしていく学生たちは、昔と比べると増加しており、最近では海外の卒業旅行へ出かける人も多くいるようです。卒業旅行の計画を扱う旅行会社もあるので、気軽に利用してみるのが良いかと思います。卒業旅行に行くときはデジタルカメラを持っていくのがオススメです。娘の友人が北海道に引っ越してしまいました。仲良しだったので、春休みに名古屋で、その友達に会いに、北海道に出て行きました。娘は飛行機で国内旅行は初めてです。友人の金持ちは、空港まで迎えに来てくれて、いざドライブ。私も春の北海道は初めての観光シーズン以外の時期にも非常に新鮮でした。広大な敷地にまっすぐ長続いており、"鹿注意""ゴムジュウイ"なんだと表紙がいかにも北海道っぽく娘も私もゴキゲン。友人の両親との楽しい時間を過ごしました。このような観光目的ではなく、国内旅行もいいですね。
「失礼ですが、どこの国の出身か、お聞きしてもいいでしょうか」
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で、「なでしこジャパン」が米国を下して、優勝した翌朝のこと。近所のダイナー(食堂)のウェイターが、丁寧に話しかけてきた。日本だと答えると、メキシコからの移民でサッカーファンというナウン・メンドーサ氏は、一気にしゃべった。
「W杯、優勝おめでとうございます。本当に素晴らしいゲームだった。スウェーデンとの準決勝を見て、日本は勝つと思っていました」
「一つに、日本女子チームはおごっていないし、常に自己を叱咤して努力している。第2に、彼女たちは決してあきらめない。第3に、チームメイトがみな友達で、お互いを信頼しているから、勝つと思いました」
そこに顔見知りのベテランウェイターでキプロス共和国から来たキップス・ザカリア氏も加わった。
「決してあきらめない。そして、最大限の努力をする、ベストなチームが必ず勝つ。本当におめでとう!」
通りに出ると、近所のサンドイッチショップの厨房で働くヒスパニックの移民ら数人が、歩道の日陰で休憩をしていた。前を通りかかると、一人が声を掛けてきた。
「日本はすごくよかった。おめでとう。素晴らしいチームだ。彼女たちを誇りに思うべきだ」
すると、ほかのヒスパニックも、一斉にうなずき、何人かに「おめでとう」と声をかけられた。
この一連の「おめでとう」コメントには、かなり驚かされた。何しろ、前日に決勝戦をテレビ観戦したスポーツバーでは、全く違った反応、というより、無視に近い扱いを受けたからだ。
当日、後半が始まったところで、近所のアイリッシュバーに行った。日本では居酒屋に相当する場所で、大型テレビスクリーンがたくさんあり、ニューヨーク・ヤンキース戦や競馬のケンタッキー・ダービーなど大きなスポーツイベントがあると、必ず近所の住民が集まって観戦する場所だ。彼らの反応を見るために、多くの注目試合をここで見守ってきた。
ところが、その日は雰囲気が異なった。入って行くと、バーテンダーが「ハイ、ケイコ」と言ったので、お客がみな振り向いた。明らかに、日本人は私が一人だ。富山のオーダースーツのアレコレ以前そこで働いていた女の子が4人集まり、友人らと、一番大きなスクリーンの前にグループで陣取っていた。決勝戦のためにそこに集合したことが分かる。
米チームが2回、得点をリードした際は、お客がみな一斉に立ち上がり、男性客が「ウォー!」と吠え、熱狂的な拍手がわき起こった。これに匹敵する反応はできないので、日本が得点した時は、膝の上でガッツポーズをして、それから手をたたくが、私一人の拍手がバーにむなしく響く。
半ば暴力的な、大音響の米国人の応援の中で迎えた最後の瞬間、熊谷紗希選手のゴールが決まると、突然バーの中は死んだように静まり返った。誰かが「あー、なんて残念なんだ」とつぶやいた。私はゴールの瞬間、反射的に激しく手をたたいていたが、店内はあきらめきれないとでもいうような長い沈黙が続いた。
フェア・プレイや、いつでも前向きさを重んじる米国人のこと、「いい試合だったね!」「おめでとう」という言葉を期待して、知り合いのグループの方を振り返ったが、さっさと勘定を済ませ、出口に向かっているところだった。顔見知りの4人のうち3人はもうバーを出た後で、残っていた一人が「よい一日を、 ケイコ」と、ゲームとは全く関係のない言葉を残して去った。ほかのお客からも何のコメントもなかった。日本ではおそらくそうであるように、「がんばったよね」「とにかくいい試合だった」という米チームへの励ましの言葉もなかった。
感動と、なでしこジャパンへの感謝の気持ちでいっぱいになった一方で、米国人の失望ぶりにも驚いた。
米メディアはどうか。ウォール・ストリート・ジャーナルのスポーツ・コラムニスト、ジェイソン・ゲイ氏は18日付の記事、”A Year’s Worth of Nerves in a Day”で、「日米の対戦は、考えうる限りの中でベストのもの、何代にも渡って語り継がれる驚異的なゲームだった」と書いている。日本は、あきらめずに食いついてきたし、米国にミスもあり、週末に米ファンが期待した「夢」は砕けた。しかし、両チームが互いにあきらめずにぶつかりあったゲームには、スポーツのドラマのすべてが詰まっており、みながこの日を忘れないだろう、としている。これを読むと、東日本大震災からの復興に立ち上がろうとする日本と同様に、米ファンの期待も分かる。その上で、このゲームの歴史的な意味をきちんと伝えている。
ほかの新聞も、「事実は、米チームの終盤の弱さが、彼らにとどめを刺した」(ニューヨーク・ポスト)、「もし、日本が幸運だったというなら、それは彼女たちがつかみ取った幸運だ」(ニューヨーク・タイムズ)など、冷静な分析を書いていた。しかし、スポーツバーでの異様な瞬間を思い出すと、庶民の感情は異なる。
ミニブログのツイッターをたどると、一夜明けてからは「日本、おめでとう」という言葉が多く見られた。しかし、試合直後は「ヒロシマ、ナガサキへの原爆投下と釣り合いを取るために、日本に勝たせた」といったつぶやきも見られた。当然、「パールハーバー」という言葉も飛び出す。歌手のポーラ・アブドゥルさんが「人種差別的な発言は、スポーツマン精神に反する」とつぶやき、一刀両断。しかし、日本に対する一部の米国人の反応が分かる事実だ。
決勝戦をめぐって、思いがけず、一般の米国市民の日本に対するさまざまな感情を知ることになった。
ツイッター社は、日米の決勝戦の後半、1秒当たりのつぶやき(ツイート)が7196件と、過去最高を記録したと発表した。これは、日米両国ばかりではなく、世界中が注目していた表れだろう。
「今日の新聞を思い出に取っておいたらいいよ」。ダイナーのウェイター、メンドーサ氏は別れ際にこう言った。女子スポーツ史に「伝説」を残した日として、そして、思いがけない米国人の複雑な対日感情を目撃したのを記憶にとどめるためにも、新聞を取っておこう。
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津山恵子(つやま・けいこ) フリージャーナリスト
東京生まれ。共同通信社経済部記者として、通信、ハイテク、メディア業界を中心に取材。2003年、ビジネスニュース特派員として、ニューヨーク勤務。 06年、ニューヨークを拠点にフリーランスに転向。08年米大統領選挙で、オバマ大統領候補を予備選挙から大統領就任まで取材し、AERAに執筆した。群馬の着物帯ををお探しなら米国の経済、政治について「AERA」「週刊ダイヤモンド」「文芸春秋」などに執筆。著書に『カナダ・デジタル不思議大国の秘密』(現代書館、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)
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